❶ページ開き:虫の坑道によって接着しているページをピンセットで1つずつはがします
❷虫体チェック:内部の有機物を徹底的に取り出します
❸塵払い:文化財専用ミュージアムクリーナーにて1点1点丁寧に行います
❹パッキング: 返送の荷姿は基本的にお送り頂いた状態のままでお返しします。
❺作業終了後いつでも史料保存のご質問にご回答します。(顧客番号を保管ください)
紙が互いに張り付き開かない状態
手にも塵がたくさん・・・
内容も読めるように
手に塵も付きません!
■ドライクリーニングのみです。水での洗浄やカビのシミ抜き、フォクシング除去、リーフキャスティング、綴じ糸の綴じ直しおよび修復作業は行いません。
■冊子本の袋綴じ内部に入り込んだ塵は破損を避けながら可能な限り払いますが、物理的に除去できない箇所が生じます。あらかじめご了承ください。
■虫が100%発生しない方法ではありません(自然物である限り100%はありえません)。クリーニング直後でも史料付近に見られる生物がいますので不明点はまずお問い合わせください。
■1枚物や継紙などが束状になっている史料等は、現状記録を優先されたい(皺などを極力残す)場合はご依頼時におしらせください。極力折り目などの現状をそのままでお返しいたします。尚、史料の完全なる現状記録をお求めの方はクリーニングをお控えください。
■ホッチキスの針などが使用されている近代史料でクリーニングでの史料破損が予測される場合、クリーニングを行わない場合があります。